めぐろ青色申告会について

めぐろ青色申告会とは

誠実な納税者の団体

めぐろ青色申告会は、青色申告制度が開始された年、昭和25(1950) 年11月24日に、誠実な納税者の団体として創立されました(目黒区祐天寺の大広間で結成総会を開催)。その後、記帳サポートを通じて、青色申告制度の普及と適正な記帳の推進に貢献。記帳や税務に不安を抱いていた納税者の強い味方となり、“税の駆け込み寺”とも言われました。また“正直者が馬鹿を見ない世の中”を目指して、税制改正運動にも積極的に取り組んできました。

目黒区最大の団体

会員数は5,684名(R6.2.29現在) 。名実ともに目黒区最大の団体にまで成長しました。
現在、青色申告端緒の地にある誇り高き団体として、記帳サポートに留まらず、会員さんの事業や生活を全面的にサポートする事業を積極的に展開し、会員さんをはじめ、区民が将来、安心して生活できる社会を目指そうと考えています。

網領

  • われらは誠実なる青色申告者として税務の民主化と合理的な税制の確立を期す。
  • われらは青色申告を基礎とした中小企業等の経営合理化を図り、国民経済の発展を期す。
  • われらは青色申告を通じ生活の改善を図り、国民福祉の増進を期す。

青色申告会憲章

われわれは、自らの経営の発展に資するため、研鑚を重ねるとともに、誠実な納税者として、その権利を主張し、義務を遂行する。
われわれは、奉仕の精神のもと、青色申告運動の理想を掲げ、組織活動を強力に推進し、公正な、社会の実現に向けて精励する。
われわれは、申告納税制度を守り、青色申告運動を通じて、優れた人格と資質を養い、若い力を育て、社会の発展に寄与する。
われわれは、民主的な税制の確立を求めて、小規模事業者の経営の発展と、生活・文化の向上を目指して団結し、青色申告運動に邁進する。

※平成2年「全国青色申告会総連合 青色申告会結成40周年記念式典」にて発表。

本財団の目的(定款より)

本財団は、納税者に税の知識の啓発と適正な申告及び納税道義の高揚を図るとともに、各種租税に関する調査研究を行い、公平な税制の確立を目指し、併せて事業と生活の健全化を推進し、相互扶助及び福利の増進、さらに地域社会の発展に寄与することを目的とする。

おいたち

目黒が端緒となった青色申告制度

日本の税金の歴史を振り返ると、代官が一方的に年貢をとり立てる時代から、どの時代でも国民は過酷な税制に苦しんできたようです。
終戦後昭和22年、ようやく現在の「申告納税制度」に変わってきてはいましたが、戦後の混乱する社会情勢不安の中で、その制度は生かされていませんでした。
そんな中、目黒の洋品店経営者・喜多村実氏は、ご自身が作った実験店鋪(学芸大学)の経営内容(帳簿)を新聞紙上で公開、いわゆる「ガラス張り経営」を提唱しました。これに目を留めたのが、GHQ税制視察団のシャウプ博士。博士は、日本の税制を整えるため来日していたのですが、“日本にも納税者自身が記帳し、申告する制度が根付くに違いない”と判断。これが、青色申告制度が生まれる一因となったようです。

組織

(一財)めぐろ青色申告会には、青色申告者をはじめ、いつでも、誰でも入会できます!

概 要

名称 一般財団法人 めぐろ青色申告会
創立 昭和25(1950)年11月24日(会員数80名) 目黒区役所経済課内
目的 本財団は、納税者に税の知識の啓発と適正な申告及び納税道義の高揚を図るとともに、各種租税に関する調査研究を行い公平な税制の確立を目指し、併せて事業と生活の健全化を推進し、相互扶助及び福利の増進、さらに地域社会の発展に寄与することを目的とする
所在地 〒153-0061 東京都目黒区中目黒5丁目28番3号
会館 鉄筋コンクリート3階建 土地351.98㎡、建物519.31㎡

青色申告会章の意味は、UnionとUniteの頭文字「U」からの発想です。
「きずな」と「つながり」を示す二つのUが一体となって強い意志を示し、中央先端のVはあらゆる可能性と発展をイメージしています。
濃いブルーは、青色申告会のイメージカラーで「誠実と信頼」を表し、薄いブルーは青色申告運動の象徴「未来と希望」を意味しています。

青色申告の生みの親・喜多村実氏のこと

大正12年に開業した目黒の洋品店経営者・喜多村実氏は、戦後、ご自身の経営内容を公開し、いわゆる「ガラス張り経営」を提唱しました。これが、GHQ税制視察団・シャウプ博士の目にとまり、青色申告制度が日本に導入されるきっかけとなったのです。喜多村氏の発想は現代の「情報公開」にも繋がり、実業家としても「チェーン店経営」や「社員教育」の重要性を時代に先駆けて説くなど、数々の功績を残されました。

組織・役員

青色申告会は全国に会員を擁する誠実な納税者団体です。

事業(定款 第2章 第4条)

  • (1)申告納税制度及び青色申告の普及を通じて納税道義の高揚に資する事業
  • (2)税制及び税務に関する調査研究並びに陳情、請願などの建議活動
  • (3)租税関係の法令、通達等の周知を図り、増税道義の普及に資する事業
  • (4)事業経営の発展並びに経理及び決算業務の支援に関する事業
  • (5)損害保険の代理業務及び生命保険の募集に関する業務
  • (6)小規模企業共済、生命共済、火災共済、自動車共済等の団体加入募集や集金事務代行に関する事業
  • (7)簡易生命保険の団体払込制度を利用して、振込団体を組成し、同保険の普及に関する業務
  • (8)労働保険事務、並びに関係事務指導及び代行業務
  • (9)会員相互の親睦及び福利厚生事業
  • (10)会計帳簿、文房具類、及び各種ソフトの販売、印刷や編集等のサービス業務
  • (11)友誼団体との連携及び強調に関する事業
  • (12)機関誌の発行並びに上記各号の事業を行うために必要な各種資料の刊行及び配布
  • (13)その他本財団の目的を達成するために必要な事業

会員(定款 第3章 第6条 1項2項)

正会員 本財団の目的に賛同し、その活動を支援する個人及び法人並びに団体
準会員 正会員以外の者で、本財団の目的に協賛し代表理事が認めた個人

本財団会員の業種

不動産貸付・物品販売・建築関連・飲食・理、美容・医師・IT関連・映像関係・デザイナー・ライター・鍼灸師・整骨院・コンサルタント など多数

一般財団法人めぐろ青色申告会 組織図

組織図

支部の会議

支部全体会議 A+B+C
役員会 A+B

各種会議の出席

評議員選定委員会 評議員選定委員 第16条 第2項
評議員会 評議員 第19条
理事会 理事 第37条
合同委員会 理事評議員、監事、理事、幹事(支部長) 第48条
委員会 委員長 副委員長 委員 特別委員 第48条 第2項

なかまがいっぱい

全国組織として一部地域を除いて、税務署単位に組織され、東京では、47 の青色申告会があります。(各地区の青色申告会ができ、連合会が連絡調整という役割として、できていきました。)
各青色申告会は、例えば、税制改正運動などは、全国組織として一丸となり運動を展開しておりますが、各会の会費や事業内容は、独立採算制となっており、会によって様々な独自サービスを展開しています。

(一財)めぐろ青色申告会・支部一覧

北部地区

支部名 場所
第1支部 駒場1~4丁目、大橋1~2丁目、青葉台1~4丁目、東山2~3丁目
第2支部 東山1丁目、上目黒3~5丁目
第3支部 上目黒1~2丁目、中目黒1~4丁目

東部地区

支部名 場所
第4支部 三田1~2丁目、下目黒1~6丁目、目黒1~2丁目
第5支部 中町1~2丁目、目黒3~4丁目、中目黒5丁目

中央地区

支部名 場所
第6支部 祐天寺1~2丁目、五本木1~3丁目
第7支部 中央町1~2丁目、鷹番1~3丁目

南部地区

支部名 場所
第8支部 目黒本町1~5丁目
第9支部 碑文谷1~6丁目、目黒本町6丁目
第10支部 洗足1~2丁目、南1~3丁目、原町1~2丁目

西部地区

支部名 場所
第11支部 柿の木坂1~3丁目、東が丘1~2丁目、八雲4~5丁目
第12支部 平町1~2丁目、中根1~2丁目、八雲1~3丁目
第13支部 大岡山1~2丁目、緑が丘1~3丁目、自由が丘1~3丁目
本部扱い
*歯科医師支部は地域支部に含まれます

(一財)めぐろ青色申告会 役員・職員

令和5年12月31日現在

代表理事 橋本良子(理事長・建築業) 藤重則夫(専務理事)
役員 評議員 13名  理事11名  監事 2名
組織 5地区13地域支部  業種支部(歯科医師) 本部
職員 事務局長(理事):藤森義仁 / 正職員8名 / 他アルバイト13名

アクセス・連絡先

一般財団法人 めぐろ青色申告会の連絡先

〒153-0061
東京都目黒区中目黒5-28-3

TEL. 03 (3713) 1141
FAX. 03 (3713) 1185

アクセス

めぐろ青色申告会の拠点である目黒青色申告会館は、目黒税務署の真向かいに立地しており、会員をサポートする職員、専門スタッフが常駐しています。会館内には大小会議室を完備。会員同士の交流の場として利用されています。